2007年06月29日
非常階段 3
「お利口さん」
お利口さんなんだ、嬉しい。。。。。
すぽんって抜けて、私から溢れたもので光るそれを口に含む
アナタの匂いとワタシの匂いが入り混じってる
外だってことをすっかり忘れて口戯に耽る
非常階段への扉の向こう側から声が聞こえる
そこはエレベーターホール
帰る人か来た人か分からないけど、話し声が聞こえてくる
恥ずかしさがなくなったんじゃないけど、口戯は止まらない
あんなに恥ずかしかったのに
見て欲しい。。。。。
見て、非常階段でこんなことしてるの
そんなことを思うワタシの顔を見つめてる
髪を撫でてくれて、その隙間に指の感触を感じる
「おいで」
跪いて頬張っていた私を立たせてくれる
アナタとワタシの体液と涎に塗れた唇に、アナタの唇が重なる
ぎゅっと抱きしめられて
「楽しいなぁ」
「うん、楽しくって変態さん」
「あっ」
「どうした?」
「ぱんつ脱いでる」
なんだか急に可笑しくなって、2人で大笑い
もう一度ぎゅってして、現実の世界に戻る
ついさっきまでの行為なんてなかったみたいに
いつもの扉を開ける
「いらっしゃい」
いつものお店のいつもの席
2人の行為は誰も知らない
そんな秘密が楽しくってにこにこしている
- by 瑠美
- at 23:59
comments
非常階段・・すっごい愉しそう♪とても私にはそんな勇気は出ないけど、読んでると気持ちよくて愉しいのが伝わってきます!二人の秘密、いっぱい作れるといいですね^^
コレは妄想なんです^^
ちょっと刺激的だけど、こんな秘密が作れたら楽しい♪
想像するだけで楽しくなっちゃって、本当にしてるみたいになっちゃいます(笑)